ちょうど1歳になるおもちちゃん(娘)がですね……
なんとついに……
トラッカーで遊べるようになりましたっ!(歓喜)
と、突然騒がれてもなんのこっちゃという感じかと思いますので、今回は
- ん? トラッカー? なにそれ?
- トラッカーをお勧めする理由
- どうしてトラッカーで遊べるようになったくらいで「感動」なのか
の3つに分けて綴っていこうと思います。
ん? トラッカー? なにそれ?
トラッカーとはいわゆる「知育玩具」のカテゴライズされます。
こんな感じのおもちゃを見たことがあるのではないでしょうか?
こちらがトラッカーです。
- 木製のものが多い
- カラフルなボールや車輪のついたおもちゃ(誤飲防止のためたいてい大きめです)
- スロープの上から転がるのを楽しむ
そうそう、「ピタゴラスイッチ」を思い浮かべてもらうとイメージできると思います。
ちなみに「トラッカー」で検索すると、最近では鍵などの紛失防止タグとしてのスマートトラッカーたくさんヒットします。「トラッカー おもちゃ」なんかで検索するとよさそうです。
トラッカーをお勧めする理由
トラッカーをお勧めする理由は以下の通りです。
- 知育玩具として優秀
- 木製で丈夫なものが多く、長く使える
- 木の質感と色合いが素敵で、インテリア性も高い
- カタンカタンと心地よい音がするので、何気に大人もついやってしまう
知育玩具として優秀
みなさんご存知のモンテッソーリ教育でも初期に取り入れられることが多いのがこのトラッカー。
赤ちゃんの発達において、様々なメリットがあります。
- 「ボールを置く→転がる」というのを目で見て、物理法則を体感的に学ぶことができる。
- 置くだけの単純な動作で楽しめ、何度も繰り返すので集中力を養える。
- 成長すると、トラッカーの仕組みを応用したものづくりができるようになる。
ですので最初は大人がなんどもゆっくりやって見せてあげましょう。
じっと見つめるようになったら、自由に遊べるところに置いておきます。最初はボールがうまく置けなかったり、ボールを舐めるだけだったり、スロープをゴンゴンと叩くだけだったりします。
ですが、ある日偶然ボールを離したとき、うまい具合にスロープを転がり「なになに?! 何が起きたの?!」みたいな反応をします(おもちちゃんは硬直していましたが笑)
そこからできるようになるまでは早かったですね。今では何度も何度もボールを置いて、転がっていくのを楽しんでいます。我が子ながら、かなりの集中力です。
そして将来、トラッカーで学んだシンプルな法則「丸いものはくぼみに沿って下に落ちていく」から応用を効かせ、自分で似たような作品を作ることも期待できます。
個人的にゆくゆくやりたいのは「流しそうめん」。
竹を調達して半分に割って、上手に流れるように角度調節しセッティングして……楽しそうじゃないですか?! ね?笑
そうめんは丸くはないですが「じゃあなんでするすると流れていくんだろう? 水が関係しているのかな?」と、ここではさらに摩擦力についての学びを得ることになります。
木製で丈夫なものが多く、長く使える
プラスチック製のものもありますが、やっぱり木でできたものがお勧め。
たいていは作りもしっかりしているので、末長く使えます。
ちなみに僕が子供の頃、自分の母親の実家にあったトラッカーが現役で置いてありました。めちゃくちゃ長生きです……。
それにもし壊れても、釘と金槌があれば簡単に直せますしね!
木の質感と色合いが素敵で、インテリア性も高い
大抵のおもちゃって変にカラフルだったり、プラスチック製で趣きには欠けていたり……ずっとリビングのよく見えるところに置いておくのは微妙ですよね。
トラッカーについても、正直あんまり可愛くないな……という色合いのものもあります。でもしっかりしたものを選べばインテリアにもなります!
ただその分お高くなりますが……
カタンカタンと心地よい音がするので、何気に大人もついやってしまう
「カタン、カタン」とリズミカルに音が鳴るトラッカー。
なかなか中毒性があるようで、手の届くところにあるとついつい僕もカタン、カタン。
30過ぎの一般男性がボールをひたすら置いていく映像はなかなかしんどいものがありますね。
誰のために買ったのやら……まあとにかく年齢問わず遊べる(無理やりすぎるまとめ)おもちゃです!笑
どうしてトラッカーで遊べるようになったくらいで「感動」なのか
そうは言っても、所詮はひとりの赤ん坊がおもちゃの遊び方を覚えただけ。
そんなことがどうして「感動」なのか。
それはひとことで言えば「初めて仕事をした」からなんです。
しくみを覚え、それを使う
ん? なに仕事? どう言う意味? という感じですが、ご説明します。
赤ちゃんって基本生まれてからずーっと「生理的欲求」に突き動かされているじゃないですか。
おっぱいやミルクが欲しいから泣く。うんちしたから泣く。眠いから目をこする。触りたいものがあるからよじ登る……等々。
そこにはまだ「AをしたらBになる」「AをやらないとBにはならない」などの論理構造がありません。
でもトラッカー遊びは「ここにボールを落とせば、転がって音が鳴り、いちばん下まで到達する」という、赤ちゃんにとってはまあまあ複雑な論理だと思うんですね。
仕組みを覚え、それを使う。
つまりは始めての「仕事」だなと思ったわけです。
ちなみにモンテッソーリ教育では、こうした「教具」を使う作業「お仕事」と呼ぶそうです。
我が子が初めて人間に見えた!笑
欲求のままに泣いたりぐずったりしていたおもちちゃんがトラッカーで初めてボールを転がせたときは思わず、
「おもちちゃんすごいねー! 人間みたい!」
と叫びました笑
なんだか家でお世話する対象から、やっぱりひとりの人間で、今後もこういうふうに成長していくんだなあとしみじみ。
子育てしていく中でこれ以上の感動はないですよね!
終わりに
というわけで、今回は
- ん? トラッカー? なにそれ?
- トラッカーをお勧めする理由
- どうしてトラッカーで遊べるようになったくらいで「感動」なのか
の3つに分けて書かせていただきました。
今後もおもちちゃんがお気に入りのおもちゃなんかも紹介していけたらと思います!
それでは今日はこのあたりで。したっけねー!
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