僕と同じで意志弱め系男子(女子も!)のあなた! お待たせしました!
- ネット記事なんかで見て「朝の習慣」はたくさんのメリットがあることは知っている。
- 始めてみたいけどとにかく朝が苦手。ずっと真夜中でいいのに派。
- 初めてもついつい仕事が忙しく結局続かない……これを繰り返している。
そんな方でも、モーニングルーティンを無理なく続けられる方法を紹介していこうと思います。
【結論】やる気はいらない。いかに環境を整えるかに注力せよ。
早速結論ですが「環境整備」です。
はい、これにつきます。
言い換えれば、やる気のない自分を認め「自分が朝起きたとき、モーニングルーティンをやらない理由になりそうな要因を取り除いておく」ということ。
……ふんふん、でどうやって?
もちひろのモーニングルーティンご紹介
僕はもともと絶望的に朝が弱く、ギャラドスにとっての電気タイプ技みたいなというか、とにかく「マジ無理」状態。2度寝どころか5度寝くらいは平気でやってましたし、仕事もそれに合わせて出勤時間の遅い(そしてもちろん退勤時間も遅い)塾の教室長という職についていました。
そんな圧倒的になにも叶えることができなそうな僕は今、なんと5:00に起きています。
現在の僕のルーティンを紹介します。
- 5:00起床
- ストレッチ
- 200mlの水を飲む
- プランク1分間
- スクワット15回
- 5:20ランニング
- 5:45シャワー
- プロテインを飲む
- ヘアセット
- 化粧水・プロペト・日焼け止め
- バターコーヒーを飲む
- 6:10勉強
※最近はFPの学び直しやノンジャンルの本などを読んでます。
- 6:40ピアノ練習
※完全に趣味です。
- 6:50朝食準備・離乳食準備
- おもちちゃんを起こす
- おむつ替え
- 7:10みんなで朝食
※平日の離乳食係は僕です。
- 7:35絵本タイム
- ※読み聞かせは妻と変わりばんこ。
- ※大人も自分の本を読んで、みんなで読書にします。
- 7:45出勤準備・保育園準備
- 自分の着替え・ヘアセット
- おもちちゃんのお着替え
- 8:00出勤
朝の使い方で人間が変わるかもしれない
一流の経営コンサルタントで有名な大前研一氏の言葉を皆さんは知っているでしょうか?
人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。かつて決意して何か変わっただろうか。行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。
大前研一/時間と無駄の科学(プレジデント社)
とても含蓄のある言葉で僕も好きなのですが、そのうちすぐに取り掛かることができるのが1つ目の「時間配分を変える」です。
まさにモーニングルーティンは、これを実践することと言えますね。
そしてもっとも無意味なのは「決意を新たにする」ことだと言っているように、人は気合を入れさえすれば何事も成し遂げられるほど強くありません。
準備が全て――朝活のための「環境を整える」
意志の力ではどうにもできない。
まずは「頑張ろう」などと思わないで始めることが大切です。
その上で「モーニングルーティンのための環境整備」を行いましょう。
簡単に言えば、やる気のない自分より先回りして「自分が朝活しやすい状態を作り上げておく」のです。
この環境整備には3つあります。
- 物理的準備
- 必要時間のマネジメント
- 精神的・身体的コンディション
順番に見ていきましょう。
プロテインの粉は前夜にシェイカーへ入れておけ! 物理的準備は簡単だけど超大切!
小学校時代を思い出してください。
前日の夜に親から「明日の時間割をちゃんと見て、ランドセルに教科書とノートを入れておきなさいよ!」と、よく言われませんでしたか?
そして「はいはい、やりますよー」と思いながらゲームをして忘れていて、翌日の朝慌てるみたいな……はい、僕です。
実は「前日の準備」はモーニングルーティンを成功させるための基本中の基本です。
例えば僕はプロテインの粉を夜のうちにシェイカーに入れておきます。
だってあのデカい袋を取り出して開いて、こぼさないように付属のスプーンでシェイカーに3杯入れて……って朝やるの面倒じゃないですか?
この小さな「面倒」の積み重ねが、朝の自分を挫折させます。
そういうのは極力、前日の夜に取り除くのです!
そのほかにも、
- ランニング:スポーツレギンスなどのウェアをベッド横に揃えておく
- プランクやスクワット:ヨガマットを敷いておく
- 勉強:読む予定の本を、読むページを開いてデスクに置いておく
- バターコーヒーを飲む:ケトルに水を入れておく
など、ルーティンが何かによっていろいろ考えられるでしょう。
ただ僕は一度バターコーヒーのために、マグカップにグラスフェッドバターを入れた状態で冷蔵庫に準備してみましたが、マグカップがキンキンに冷えて、コーヒーまでぬるくなって微妙でした……
ただ、ケトルに水を入れておいたり、フィルターを設置したりは前日にしますし、僕は持っていませんがいっそのこと全自動のマシンにしてしまうのもありだと思います。
前日準備。
基本がゆえに、そしてほんの小さなことだからこそ忘れがちですので、是非取り入れてください。
サクッと終わる「楽勝ルーティン」から先に。必要時間マネジメント
すでにお伝えした通り、モーニングルーティンの成功には「面倒」なことをできるだけ取り除くことが重要です。
そのため「起きていきなり30分のランニングをするぞ!」と意気込んでもなかなか厳しいものがあります。寝起きの自分を甘く見ないでください。絶対に二度寝を選びます。
そう。モーニングルーティンにも順序があるのです。
【最初の方に組み込むべきモーニングルーティン】
- すぐに終わること
- 簡単なこと
- やるのが楽しみになること
【後の方に組み込むべきモーニングルーティン】
- 時間がかかること
- 頭を使うこと
- 少しストレスがかかるけど、自分の成長につながること
僕の場合は、ほんの1分程度のストレッチやプランク、水を飲むなど、もうほとんど脳死状態でもやれるルーティンを最初に行っています。ちなみにストレッチは個人的に気持ちがよくて、最近は楽しみになっていたりもします。
そのような「楽勝ルーティン」の後であれば、ランニングや勉強などの少し重いものにも取り組みやすくなるのです。
ちなみに「楽勝ルーティン」は3個から5個ぐらいまとめてリズムよくこなしてしまうのがおすすめ。
一つひとつは大したことないのですが、数をこなすとなんとなく「いい調子だ」と感じられるので、その後のルーティンも気分が乗ってきますよ!
全力で「睡眠」の質を上げる。精神的・身体的コンディションの重要性
習慣が継続しないパターンは、たいていの場合以下のようなときです。
- 過度に疲れたとき
- 大きな心配事ができたとき
- 満腹状態
朝起きてすぐにドカ食いはしないと思いますので、満腹は避けられるでしょう。
ただ日々仕事をしていると、過労や精神的なストレスは普通に考えられます。そんなとき人間は頭の中で優先順位を調整してしまい「朝活なんてしてる場合じゃない」となりがちです。
そうすると朝早く起きるつもりもなくなってしまうので、夜更かしが始まります。さらには遅くまでアルコールを摂取したりして、眠りの質をリーマンショック時の株価暴落並みに落としてしまうのです。
これは根本的には「疲労やストレスを溜めないようにする」のが一番なのは言うまでもないですよね。
ただ、僕もそういうときがありますが「忙しい時期は忙しいし、なんぼ頑張っても帰りが遅いときはあるよ! こっちだってなんとかしたいよ!」って感じですよね。
会社の上司に「僕、朝活してるので! きちんと睡眠をとっておかないといけないんで!忙しいですけど帰ります!」とはなかなか言いにくい……。
なのでここでは「最低限のコンディションを死守するためのルール」を4つ挙げておきます。
- 夕飯を食べすぎない
- 寝る1時間前には湯船に浸かる
- お風呂の後はスマホに触らない
- アルコールを控える
この辺りは、いろいろな書籍などでも「睡眠の質を下げる」こととして紹介されているものですので、この記事ではあえて解説しませんが、ぜひ取り入れてほしいと思います。
またアルコールについては、こちらの記事で解説しています!
終わりに
朝の時間を有意義に使えている人は、まだまだ少数派。
だからこそ今始めてみて、そして継続ができれば、あなたは一気に上位数%の「自分で人生を切り拓ける人」になれるはず!
……なんて、お決まりの意識高めな締めくくりをしてみました。
ただし冒頭で「やる気はいらない」と言っているように、意気込んでやろうとすればするほど完璧を目指そうとしてしまい、せっかくの習慣も崩れやすくなります。
時にはできない日もある。
そのくらいの気持ちで、モーニングルーティンを楽しみましょう。
それでは今日はこの辺で。したっけねー!
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